お茶ゼリーのチカラ🍵

梅雨の記憶が曖昧なほどに蒸し暑い日が続いていますね。

皆様、脱水・熱中症対策は万全でしょうか?
のどが渇いていないから、汗をかいていないから、と水分補給や部屋の温度調節を疎かにすると、脱水症状や熱中症などを引き起こしてしまいます。
今月は、広川苑の水分補給についてのお話をさせて頂きます。

昨年の夏、介護スタッフより「嚥下機能に関係なく、お茶が苦手な利用者様が多いので、お茶ゼリーを作ってみて欲しい」との要望がありました。

当苑の利用者様はデザートのゼリーのような感覚を好まれるとのことで、ほうじ茶にオリゴ糖を加えて少し甘味を付け、喉通りが良いようにゼラチンで固めて提供をしてみました。

皆様、しっかり食べてくださるようで現在もお茶ゼリーの提供は継続しています。

糖分NGの利用者様には目印でゴムを付けています!
行事食、うなぎ丼です。

実は、私の祖母も昨年、脱水症状と診断されました。本人曰く、「お茶は食事の時に飲んでいるつもりだった」とのこと。

高齢になると、のどの渇きを自覚しづらかったり、食事の時間以外ではお茶を飲まなかったりと、水分が不足しがちになります。

嚥下機能に関わらず、お茶に苦手意識がある方もいらっしゃいます。そんな方には市販のゼリー飲料等での水分補給を促してあげて下さい。

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