嚥下調整食の一部を改定しました

今月は広川苑の嚥下調整食のお話をさせて頂きます。

当苑には、ご病気やご高齢になることで、食べ物を上手く噛み砕いたり、飲み込んだりすることが困難な方も入所されています。そのような方でも食べやすく調理工夫したお食事を「嚥下調整食」といいます。

広川苑にも嚥下調整食がありますが、最近の入所者様の状態を踏まえて、介護士・看護師より「嚥下調整食の状態を一部変更したい」との意見がありました。

Before:飲み込み易さを重視(ほとんど液状)
  • 利用者様の状態は?
  • どれくらいの粒の大きさが安全か?
  • トロミは必要か?
  • その理想の形に調理することは可能か?

   などなど…。
多職種のスタッフが検討を重ね、食事形態が改定されました。

After:食感を残すことを重視
僅かな咀嚼で飲み込める5mm以下の粒状

当苑の嚥下調整食が改定されたのは、私だけではなく、スタッフ全員が「食べる」ことを諦めていないからだと思っています。

今後も利用者様に合わせたお食事の提供に努めて参ります。

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