トイレを改修・改善しています!

2003年(平成15年)に広川苑の本館が完成してからもうすぐ20年。施設内の色々なところが一昔前の仕様となってきており、少しずつ修理しながら、改善しています。
今回は、特養トイレの改修、改善をご紹介します。


一昔前のトイレと言えば、上の写真ではなかったでしょうか?
このように床がタイル張りで排水溝があり、清掃時に水を流すタイプのトイレが多かったと思います。これを『湿式トイレ』といい、清掃時に水を流すことでその時は綺麗になりますが、掃除後に湿気がこもりやすくなかなか乾きにくいのが難点です。そのため長時間ジメジメ状態となり雑菌が繁殖しやすい事が多く、タイルの目地に染み付いたアンモニアが臭いの原因になることも考えられます。また、タイルにより寒く感じられ、どことなく古めかしい雰囲気が漂っています。今まで広川苑の本館のみ、このタイプでした。

そして、現在のトイレの姿が…

いかがでしょうか??

今回の改修で、排水溝を閉じ、完全な『乾式トイレ』にしました。床材をタイル張りから、クッションマットに変更。タイルによる寒さが軽減され、湿式トイレ特有のジメジメ感もなくなりました。また、暖かみのある明るい色の床材を使用したので、同じ電灯でも明るくなりました!

利用者様の表情を、よりはっきりと伺う事ができ、ケアの向上にも繋がるのではと感じています。

そしてもう一つ、この改修、改善を実施したのは業者さんじゃなく、実は当法人の職員なんです。元々建築関係の仕事に従事していたこともあり、電気整備士の資格も持っているので、本業顔負け!
ドアが壊れた、車いすの動きが悪くなった、電灯の調子が悪い、、、などなど、現場の“困った”をすぐ直してくれる、頼りになる職員です。

これからも、利用者様の安全につながる改修を優先し、改善し続けて参ります。

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